妄想ラノベ いけパン!

前に設定だけ考えて放置してたネタをお蔵だししてみたんだ
絵の途中にある文章は読み飛ばしてもまったく問題ないよ。
なにげに描いてる方としては士郎漫画より楽しんでるんだぜ!


しょくすけ・あんたろう・カレオ
アンパン、食パン、カレーパン♪
『いけメンパン屋さん』に住む3人


幡子と工場長
ジャム、バタ♪
「パン屋なのに工場長?」って思ったけど・・・・・・こ・・・ッ、工場も経営してるんだよ!

    
いけメンパン屋さんスタッフその日のパン工場も、いつもどおり食輔の口説き文句で始まった。
「いい加減あんなハゲチャビンやめて僕にしません?」

幡子さんは、工場長のためのモーニングコーヒーを注ぎながら、
いつもどおりの返事でかわす。
「知らないの?男性ホルモンが多い人ほど頭髪は薄くなりやすいの。
 髭が似合うようになったら出直してきなさいな」

「おはよーございまーす」
餡太郎が、まだ寝ぼけたように目をこすりながらキッチンに入ってくる。
ちょうどそこへ、チズーの散歩から辛雄も帰ってきた。
「幡子さん、チズーの餌もうそろそろなくなんで」
「注文しとくわ。ほら食輔、朝ごはんにするからそこ片付けてよ」
「はいはい・・・」

その日の朝も、いつもどおりだったのだ。
 ・・・あの騒ぎが舞い込んでくるまでは。

なんかいつの間にかカレオが関西人になってもた




幡子狙いの食輔と工場長以外興味ない幡子
バタコ、食パン
ちなみにHカップ






    
ばいきん彼は、とてもイライラしていた。

何故、誰もオレ様の偉大さを認めようとしないのだ・・・ッ?

この世界の住人が束になっても、
彼ほどの頭脳に勝る者はいないだろう。
ずば抜けたその知識、それをカタチにする技術、
どれをとっても正に「天才」と呼ぶにふさわしいのは彼である。

しかし。いや・・・だから、というべきか、
彼の理論に賛同する者がこの世界にはいないのだ。
その苛立ちをぶつけるように、黙々と作業を続ける。

そう、理解しようとしないのであれば、させてやればいいのだ・・・
それがたとえ、「悪」と呼ばれる手段であっても・・・


悪の天才科学者『ばいきん』!
その技術はホンモノだ!油断すると痛い目を見るぞ!!



    
ドキドキさせるよ!ドッキーナ「ねーばいきん、おなかすいた!」

ドッキーナがキンキンと響く声で文句を言った。
『ばいきん』とは、よく言ったもんだ。
誰からも忌み嫌われ、排斥されようとも、決して完全に消えはしない・・・
そうとも、その名は嫌いじゃない。
だがしかし、この悪の天才科学者のオレさまに対して、
そんなナメた口をきけるのも・・・今のうちだと思えよ。

「・・・台所になんかあるだろ・・・勝手に自分で作って食えよ・・・」
「やだ。めんどくさい。焼きたてパンがたーべーたーいー!!」

また何かテレビでやってたか。
面倒くさいのはこっちのセリフだ、生意気な小娘め。

「ねえ!街にイケメンばっかいるパン屋さんがあるんだって!」

・・・ほう。テレビもたまにはいい情報を流してくれる。
早速このマシーンの性能を試しに行く時がきたようだ・・・フヒ・・・!





ばいきんの目標はこの世からイケメンをなくすこと
ばいきん、アンパン
でも、たいていの計画は餡太郎とかによって失敗します。
今日もこの世界はへいわです。





    
ドッキーナ、アンパン「待って!」

彼女は大きな声で3人を呼び止めた。
そして、顔を真っ赤にしながら小さく、ゆっくりと言った。

「もう・・・いじわるしないから・・・
 あたし・・・も、なかまに・・・いーれて・・・」

彼女なりの精一杯の勇気を振り絞って言ったであろうその言葉に、
餡太郎は無邪気な笑顔で答えた。

「うん!」

ツンデレょぅι゙ょ最強!






え・・・なにこれ? って思ったら負け






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